ユンボの修理
ユンボのシリンダのシールが欠け作動油がだらだら垂れてきた。タンク内の油面も下がりここで一時ユンボ中止。
で、ついでに色々見てみたら・・・
キャタフロントのスプロケのベアリングが~何だこの方式は?とよーくみると?
ベアリングの内部の玉が亡くなってる。ハウジングだけでギシギシ動いていた。
早速直そうと思い、ん、待てよハニックスって確か倒産したな。やばいどうしよう。まー重機やに連絡してみようと探して電話したはいいが返信なし。あきらめてレンタル重機屋に聞いたらうちは小松しか解らないし、無理なんじゃない?と。とりあえずシリンダー何てみんな同じだから何とかなるかな。はずして自宅に帰って直そうとした帰り道。ふとキャタピラーミツビシがあった。よし聞いてみよう。すいませんハニックスのシリンダのシールが飛んじゃってハニックスって潰れちゃったんでどうしようかと思い・・・そうしたら店員さんがどうぞ、型名なんですかS&B150なのですが・・・・あっじゃー調べますお電話番号は・・・
翌日。あのーミツビシですけど。シールキットがありますよ。なんという速さ!実はハニックはミツビシのOEMが多く流用部品が殆どだった。いいやどうせバラスならシールキットで交換だ。なんと14,000円まーいいか。
で案の定来たシールキットを見るとやっぱりオーリングや流用シールばかりだった。でも専用のシールも多数。
それとスプロケもガタガタ。かろうじて軸は生きていたがベアリングのハウジングが抜けない。油圧プレスで約3トン掛けてひっぱたいたらドスンと抜けた。
ベアリングは開放型だったのでシール型に。純正だと高いからベアリング屋で購入。
油圧プレスにて圧入。やはり垂直に入るとすんなり入る。
全然違う。
シリンダーの中も交換。
Oリング。
ダストシールも付けてスプロケは完了。
再び山梨へ。シリンダも付け、エア抜き。
ここのネジもちょっとヤバイ。ネジ馬鹿になりそう。
ついでにオイル交換。
シェルテラスオイル。用は作動油です。
スプロケを付けて、ゴムキャタを入れるがこんな小さなユンボでも重い。
そしてカチャカチャっとグリースでおっぺす。
ユンボ復活。さすがです人が押してもびくともしない石が簡単に持ち上がります。
なんという心強い味方。古いユンボでも凄いです。
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コメント
始めまして
イヤハヤ凄い技術お持ちですね。
投稿: 山小屋 | 2014年5月 9日 (金) 22時38分
初めまして。私も、s/b150、修理と、戦いながら、所有しております。
私の150も、フロントの、スプロケの、ベアリングが、ダメに成ったみたいなのですが、良ければ、ベアリングの、番号を、教えて、もらえないでしょうか?
突然、スミマセンでした。
投稿: としぼ | 2021年11月24日 (水) 22時53分
初めまして。私も、s/b150、修理と、戦いながら、所有しております。
私の150も、フロントの、スプロケの、ベアリングが、ダメに成ったみたいなのですが、良ければ、ベアリングの、番号を、教えて、もらえないでしょうか?
突然、スミマセンでした。
投稿: としぼ | 2021年11月24日 (水) 22時54分
はじめまして、自作人です。
すいません、もう14年前なので覚えていないのですがかすかに画像を見ると6206ZZと見えるのですがちょっと定かではないのですいません。6202ZZは
内径(φ) 30
外径(φ) 62
幅(mm)16なので外径内径など実車を見てみて下さいここが同じなら多分この型番です
投稿: 自作の人生 | 2021年11月24日 (水) 23時08分